大切な人との
コミュニケーションギャップを断ち切る
アドラー心理学カウンセラーの田山 夢人です。
いやー、
先日は壮絶な夫婦ゲンカをしました。
原因は私の未熟さです。
アドラー心理学やってると
「ケンカするの?」
とか聞かれますが、
アドラーやっててもケンカしますよ。
アドラー先生本人だって
夫婦関係には苦労してたみたいですしね。笑
いい機会なので
私の事例に絡めて
アドラーを解説していきます。←
私は昔から、どうも一人で抱えて
「何とかしなきゃ」と
考えるクセがあるみたいでしてね。
そのライフスタイルは
私もよく分かっていて
それが私もしんどいし妻も嫌みたいで
改善を試みて色々やってるんですが、
どうやら妻の及第点には
なかなか至らないようで
私は逆鱗に触れたみたいです。
私の修行不足ですね。
私の実践不足だったんでしょう。
まだまだ道のりは長い。
自分がやってるつもりでも
相手にはそれが伝わっていないってこと
よくあると思うんですよ。
(私だけ?笑←)
んでそんな時に
相手から責められるじゃないですか。
そうすると傷つくでしょ?
「自分は頑張ってるのに
何でこんなに言われなきゃいけないんだ」って。
そして相手を悪者にして
自分は被害者だって思考になるわけです。
いわゆる、
「悪いあの人、かわいそうな私」
「間違ってるあの人、正しい私」
これはおそらく
両者ともそう思うんです。
でも、何か、
どっちサイドの気持ちも
わかる気がするんですよね。
それぞれから見たら、
言われた方が努力してるのも事実。
言った方ができてなく感じてるのも事実。
じゃないですか。
そこには主観的な事実が2つある。
でもこの事実のうち
どちらが正しく
どちらが間違っているかを
白黒つけに行こうとすると
関係がこじれるんです。
だってどちらも
その人にとって正しいから。
正しさを主張し始めると
規模が大きくなれば戦争になるでしょ?
アドラー心理学でいう
「権力争い」
ってやつです。
つまり昨日は妻と2人で
権力争いをしていたわけですね笑
権力争いは
結局のところ
「自分の気持ちをわかって!」
をお互いにやり合ってんのね。
じゃあ仮にどちらも正しいなら
どうすればいいの?ってなりますよね。
それはね、
まず自分から
権力争いの土俵を
降りるということです。
自分がどれだけ大変かとか
どれだけやってきたかとか
あなたが悪い!とか
そういうことを言い出すと
収拾つかなくなるんです(←私笑)
こちらがどんなに
努力していたとしても
結果的に相手を傷つけてしまったのなら
まずは謝る。
相手を傷つけ、
不信感を抱かせてしまった
その事実に対して責任を取りたいと
私はやっぱり思います。
そして、再発防止の策を考え
さらに自分側でできる工夫をより強化する。
相手がどうしてくれるかじゃなくて
自分がどうするかなんです。
でも時に、相手に協力を求めて
一緒に再発防止策を考えることも
ありかもしれません。
これをアドラー心理学では
課題の分離ではなく、
「共同の課題」っていいます。
アドラー先生はまさに
「夫婦は共同の課題である」
ってよく言ってました。
双方向からの協力の姿勢がないと
上手くいかないよって言ってたんです。
「協力の姿勢」ってのを
もっと細かく言うと
譲るってことです。
折り合いをつけるってことです。
妥協するってことです。
そもそも育った環境も
趣味嗜好も性別も
価値観も何もかもが違う人間が
夫婦となり一緒に住むんですから、
完全一致なんてあり得なくて
すれ違う部分も必ず出てくるんです。
でもそれが普通だし
正常なんです。
人間らしいね。
結婚というのは
アドラー心理学の
人生の3つの課題のうちのひとつ
「愛の課題」に含まれます。
愛の課題ってのは
「永続する運命を共にする対人関係」
のことを指します。
良い時も良くない時も
2人で協力して
人生の課題を乗り越えて
一緒に成長していきましょうってのが
アドラー先生が考えた
結婚であり
夫婦であり
愛の課題なんですね。
はい。
つまり私が
何を言いたいかと申しますと、
妻よ、ごめんね。
精進いたします。
ということでした(*´∇`*)
もうね、
先日はそんなことがありまして
その次の日にはなんとね、
大事なデータ全部入れてた
HDDが吹っ飛びまして
本当に意気消沈しました笑
あなたは大切な人と
ちゃんとコミュニケーション撮れていますか?
今日は何か長くなりましたね笑
最後まで読んでくださり
ありがとうございました!