共依存|付き合う相手をダメにしてしまう人の3つ特徴

恋愛依存・共依存・AC専門
大切な人との
コミュニケーションギャップを断ち切る
アドラー心理学カウンセラーの田山夢人です。

「付き合う人がみんなダメになってしまう」

最初はとてもしっかりしていて、マメで優しく、いつも気遣ってくれていた。

それがいつの間にか、「お金を貸してくれ」「なんでご飯作ってねえんだよ」「ちょっと出かけてくるわ。今日は帰らない」など、みるみると彼がダメになっていく。

そんなお悩みありませんか?

もちろん、たまたま相手がそういう人だったという可能性もありますが、いつもそうなりがちなら、それはあなたにダメダメさんを作り出す力があるのかもしれません。

今日はそんなダメダメさんを作り出してしまう人の特徴をお話していきます。

まず相手をダメにしてしまう人に多いコミュニケーション傾向が、恋愛依存症の中に含まれる「共依存」というものです。この共依存に陥りやすい人の特徴として3つほど代表的なものがあります。

|特徴① 世話好き・おせっかい

付き合う相手をダメにしてしまう代表的な例として、「世話好きでおせっかい」というものがあげられます。

相手のことなら何でもやってあげたいし、何ならやってあげなきゃと思い、相手がやるべきこともどんどんやってしまう。

そして付き合う相手から何かを頼まれれば悪い気がせず引き受けてしまう。

「私、頼られているんだわ」「この人には私が必要なんだ」と思い献身的になってしまう人が多いようです。

これが行き過ぎると、たとえば「お金を貸して」も断れず、それがエスカレートして借金まみれになってしまったり、都合のいい人と思われて浮気をされたりするかもしれません。

しかも厄介なのは、浮気されたとしても強い態度には出られないこと。

「私のところに戻ってきてくれた」など、最終的には抵抗せずに許してしまうことで、自分の本当の望み相手の行動の間にどんどんコミュニケーションギャップが広がり、悪循環に陥っていってしまうのです。

|特徴② 相手を支配したい

これはかなり積極的で、行動力もある方にはこの傾向があるかもしれません。

行動力がある人は先に突き進む分、自分が道を切り開いていかないといけません。

それには他人の選択や決断を待っている暇はなく、他人の選択や決断をこちらが決めていく方が便利なのです。

また、自分の想定外の状況になることを恐れている場合もあるので、自分が安心できる状況を作り出すために周りの人をコントロールする力を持っているかもしれません。

いずれの理由でも、付き合う相手をコントロールしようとし、その力が強ければ強いほど、相手は自発的に、自主的に動いていく力が失われていきます。

元来、人は他人にコントロールされることを嫌う生き物です。

しかし、途中の段階までは抵抗できても、限界を超えれば洗脳の状態にもなるかもしれないし、「自分はかなわない」とあきらめの状態に近くなり、相手はどんどんダメになっていくでしょう。

|特徴③ 自己肯定感が低い

アドラー心理学で考える人の究極的な目標は、「所属をすること」です。

それは仲間外れにならないように、自分の居場所を作り、人とのつながりを持とうとその人独自の方法で努力をするということです。

自己肯定感の低い人は自分の価値は低いと思いがちな傾向がありますから、そのままでは仲間に向かい入れてもらえなかったり、見捨てられるかもしれないと、心のどこかで思っているかもしれません。

そうなると価値の低さをカバーする何かをしないといけません。

たとえば、付き合う相手の言うことはNOを言わずに何でも聞くかもしれません。

特徴①で話した献身的なタイプの人は、自己肯定感が低い傾向にあることも少なくありませんから、そういった理由から相手に尽くし、尽くすことで所属し相手との繋がりを保とうとするという場合もあります。

また、自己肯定感の低さが別の形で使われる場合があります。

それは自分を責めることで付き合う相手に罪悪感を感じさせて、つなぎとめていくというコミュニケーションの形です。

相手の方は嫌な感じを受けるも、同情や罪悪感から離れたくても離れられない状態となります。

そのままマイナスな感情の影響を受けて心身ともに荒んでいくと、いよいよその状況が普通だと思うようになり、共依存のコミュニケーションの形が出来上がってしまいます。

この場合は、相手を逆におせっかいな人へと変容させていく場合もありますね。

いずれにしてもコミュニケーションのギャップは広がる一方で、同じラインに立って対等な関係は築けなくなってしまいます。


いかがでしたでしょうか。
付き合う相手をダメにしてしまう人の3つの特徴を挙げさせていただきました。
あなたはどうでしたか?

私はちなみに、すごいおせっかいな人でして、お世話しまくり尽くしすぎたことでお相手がどんどん仕事に行かなくなったり、家の中は散らかり放題、お金をいつも渡し、貯金はみるみる減っていく。しまいには浮気をされるなどを経験しました。

二人の間に起こる関係性って、結構自分も役割を担っていたりするのです。意外と自分がその悪循環を作っているかもしれない。

でもそれは別に悪いことじゃないです。
それは自分が小さいころに決めた《人生の法則》に書かれた行動を、今もまじめに実行しているだけ。

だから、まずはそんな自分の《人生の法則》に気づき、今現在の自分のコミュニケーションを見つめなおして、新たなコミュニケーションを学んでいけば、付き合う相手をダメにしてしまう悪循環を断ち切ることができます。

あきらめないでくださいね。

あなたが望めば、必ず幸せになることができますから。

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